2013年01月26日

どう守る三嶺・剣山系の森森と土 シンポジウム 本日です!

シカ被害対策を考えるシンポジウムです!!!
1月26日(土)
13時30分から
香美市中央公民館です。
詳細は下記のチラシを見てください。
sanrei.jpg
posted by 山川海元気 at 07:13| 高知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

永瀬ダム着実に貯水率回復

16時30分現在の貯水率は58%です。
やれやれですね。

これから物部川下流の香長平野では代掻きが始まり、水が必要です。永瀬ダムではかんがい期に向けて水をどんどん貯めています。ただいまの放水量はゼロです。
従って、心配していた濁水は下流に到達していません。水は澄んでいます。
posted by 山川海元気 at 17:02| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

ダム貯水率回復

まとまった降雨があり、永瀬ダムの貯水率が30%代に回復しました。
ダム下流の合同堰、統合堰を管理する水利組合のご協力で、水利権のない物部川下流に超渇水の時でも1トンの水を流していただきました。水利権の変更をしたのでもなく、行政の指導があった訳でもなく、両水利組合が自主的に水を流してくれたのです。これは、画期的な出来事です。昨年までは渇水になると、統合堰下流は瀬切れを起こしていましたが、今冬の渇水は水が流れていました!
物部川21世紀の森と水の会で森・里・川・海の団体が一緒になって活動してきた事の結果だと思います。
久々の雨で、農作物は喜んでいると思います。農家の方の節水の努力たるや、大変だった事と思います。物部川に代わってお礼を申し上げます。

さて、ダムの貯水率は回復したものの、渇水で露出していたダム上流部の泥が雨とともにダム湖に流入しました。数日でダム下流に濁水がやってきます。長引かなければいいのですが・・・。
posted by 山川海元気 at 02:18| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

貯水率

本日午前9時現在の永瀬ダム貯水率は、13.6%
流入量は2.42t(え〜っ、これっぱぁあせあせ(飛び散る汗)
放流量は13.74t。

雨が降りません。
posted by 山川海元気 at 09:43| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月10日

渇水と永瀬ダム上流

2月7日に別府方面で、川虫調査をした。
永瀬ダムを通り過ぎてダム湖へ流入する槙山川を見て驚いた。

物部川の下流しか見ていないと、「渇水で水が少ないなあ」とは感じるが、夏のように濁水は流れていない。「冬は洪水がないから、水も濁らなくていいなあ」といった感想を持っている人も多いと思う。

ダム湖は渇水で水位が低下。その結果湖底であった所が上流から順に干上がってきている。流入する川幅は渇水で極端に狭くなり、干上がった湖底の泥を削りながら流れ、水の流れている所だけ掘れていく。削られて垂直になった泥の壁が、時折ドサッと川の中に崩れ落ちる。その繰り返しで、物部川源流のきれいな水は泥の流れと化す。それが下の写真。
バックウォーター

下流の人は、まさかこの時期に上流部で濁水が発生しているとは思いもしないのではないだろうか。永瀬ダム湖の堰堤近くや大栃橋から見る水の色は緑になっているので気が付かないかもしれないが、ダム湖の下層や中層には上流から流入した濁水がたまっている。
発電所の放水口からはダム中層の濁水が吐き出されている。渇水が進み、下部取水口から水を取るようになると、放水口から吐き出される水は更に濁ったものになるだろう。

下流で物部川の水を使っている皆さん。一度ダム上流を見に行ってください。このまま雨が降らなければ、水がないだけでは済まなくなります。
posted by 山川海元気 at 02:54| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

そろそろ今年も動き出します

もう1月も終わりになろうとしていますあせあせ(飛び散る汗)
なかなか更新できなくてごめんなさい。
今年もぼちぼち動き出します。

まずは運営委員会。
2月5日(月)18:00〜

簡単ですが、3月までの事業の予定をお知らせします。
 2月11日(日)のいち憩いの森の整備?(8:00〜  )
 3月3日(土)のいち憩いの森の整備?
 3月18日(日)ふれあい21世紀の森づくり事業
 3月24日(土)ヒカリ石国有林間伐体験
これ以外にも、
ごみのない物部川をつくる連絡会として上流(物部町)で一度河川清掃をすることに
なっています。

詳細が決まり次第UPしていきます。
今年もよろしくお願いします。
posted by 山川海元気 at 00:07| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

高野弘フォトコンサート&濁水問題報告会

雨
香南市のJA土佐香美本所2F大ホールで、高野弘フォトコンサート&濁水問題報告会が開催された。雨の降る中、コンサートと報告会合わせて250名以上の人が参加。
9月に入って急遽決まったこの催し。実質の広報期間は2週間を切っていた。間に合うろうか・・・と焦る中で、流域の行政と農協、物部川21世紀の森と水の会が力を合わせてネットワーク力を最大限に生かし、多くの人に参加していただけた。イスやパンフレットが足りなくなり、急遽追加の嬉しい悲鳴をあげた。
一般市民を始め、行政関係、議員、農協関係、物部川21世紀の森と水の会に加入している個人や団体など、多彩な人々が参加してくれた。
主催:土佐香美農業協同組合・物部川流域ふるさと交流推進協議会(香美市・香南市・南国市・アクアリプルネットワーク)・物部川21世紀の森と水の会
後援:高知県
特別協賛:キリンビール

高野さんのフォトコンサートは、前日の内容と共通した写真もあったが、物部川の濁水に関する写真を更に加えたものとなった。やはり、ビジュアルとメロディーの相乗効果で物部川の様子や世界の水辺の様子が直に心に飛び込んでくる。

濁水問題報告会は、まず高知県土木部河川防災課から「物部川の濁水の状況と現状での取り組みについて」と題して報告があった。濁水対策として、ダム流入河川の堆積土砂の除去、貯水池対策が必要との報告。
1001houkoku.jpg
次に、土佐香美農業協同組合代表理事専務から「濁水と農業問題」と題した報告。
物部川から引いた農業用水も濁っていて、ニラ栽培農家は散水するのにフィルターをつけなければならず、そのフィルターもすぐに目詰まりを起こした。また、フィルターで除けなかった濁水の粒子がニラの葉に点々と残り、残留農薬と間違われたこともあったようだ。
次に、南国市、香南市、香美市の市長が物部川への思いを語ってくれ、3市が一致協力して濁水問題に取り組むと宣言してくれた。

今回の報告会は、流域の3市が一丸となって物部川の再生のために前へ進もうとする、記念すべきスタートの日となった。
posted by 山川海元気 at 23:36| 高知 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

高野弘フォトコンサート&物部川21世紀の森と水の会総会

高野弘フォトコンサート「一人じゃない」が、情報交流館ネットワーク森の音楽会運営委員会の主催で開かれた。
今回は、記念すべき第30回の森の音楽会。
今年の春から物部川の取材をしてくれた高野弘さんを迎えることができた。
「一人じゃない」は物部川を取材している時に生まれた歌。森、川、海のつながり、そして流域の自然と私たちのつながりを歌いあげている。この歌を聞いていると、物部川21世紀の森と水の会の活動の元となる考え方が「間違ってないなあ」と思えて、力が湧いてくる。

森と水の会の総会は、森の音楽会の後に開かれた。内容は、後日報告します。
posted by 山川海元気 at 22:06| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

大栃高校の生徒さん達と交流

物部川上下流交流事業(Eボート交流大会)が永瀬ダム湖と大栃公園で行われた。
Eボートという組み立て式のボートを永瀬ダム湖に浮かべて、競争を楽しむということを高校生と物部川流域の団体・住民が交流目的で開催している。今年は4回目(たぶん)。
参加者:
大栃高校1年生14名。
流域からは情報交流館ネットワーク、物部林業婦人部、高知工科大、など。
物部川21世紀の森と水の会からはJA、森林組合、漁協、住友共同電力など。
行政からは流域自治体、高知県、国土交通省など。

午前中はお昼ご飯の支度を全員でした。竹でマイ箸やマイ食器も作った。
午後に備えて、ボートの練習もした。
丸太も切ってみた。
060622maruta.jpg

そしてお昼ごはん。アマゴの塩焼き、釜と薪で炊いたご飯、豚汁。
 060622amago.jpg 060622gohan.jpg

エネルギーを補給したあとは、Eボートで競争。
2艇に高校生が分かれ、先生や工科大生、一般の大人なども乗り込む。

第1レーススタートラインに並ぶまでに時間がかかったふらふら
まっすぐに進めない。
やっとのことで並んでスタート!
060622start.jpg「こっちへ寄るなや〜っ!ぶつかる!」爆弾パンチ
最初はどうなるかと思ったが、最短コースとはほど遠い軌跡を描きながらもゴールモータースポーツ
少しうまくなってきたので、もう一回勝負。

雨もぱらぱらしだしたので上陸させようとしたが、「レースじゃなくて好きな所へ行きた〜い!」
「行ってもええよ〜。」060622yuran.jpg「よっしゃ〜、行くでぇ!」

060622hashi.jpg「大栃の橋の下まで行こう!」
間もなく見えなくなった。後ろからモーターボートが監視で付いて行った。

060622far.jpgもう1艇は「あっちがえいで〜。」
見ていたら、どんどん漕いで行く。楮佐古川まで行ってしまうかと思ったがく〜(落胆した顔)

 060622tuita.jpg 060622kaeru.jpg
やれやれ、無事2艇とも遊覧ツーリングから帰って来た。みんな満足の表情わーい(嬉しい顔)

丸太切り大会や、木のボーリング、救助ロープ投げもしたかったが、雨が強くなったので、早めの閉会式。
大栃公園のごみ拾いをして解散。

今年は1年生が少なかった。来年は全校で参加してにぎやかにできたらいいね、という感想もあった。
やはり、地域に若者の声が響くのはいい。来年も再来年もダム湖に若者の声が響くことを願っている。地域のおんちゃん、おばちゃんは応援している。



 
posted by 山川海元気 at 22:41| 高知 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

楠目小学校が四万十・流域圏学会で発表!

四万十・流域圏学会学術研究発表会が高知女子大学で開催された。

四万十・流域圏学会の基本理念が、
1)横断的・学際的な研究、現場に根ざした実践的な研究、住民と連携した取り組み(学民産官連携活動)を重視する。
2)地域の学問から全国の横断的な流域圏のネットワークづくりと世界(国際交流・国際協力)へ向けての情報発信を行い、実際問題への適用をはかるために、学・官・民の研究者・技術者・地球市民との交流を促進する。
3)次世代への展開(サスティナブル・シマント)と次世代をになう人材(若手を含む)の育成を重視する。
ということで、この3番目の基本理念を受けて学術研究発表の中にユースセッションが設けられている。

今年のユースセッションの参加校は
 香美私立楠目主学校4年生 
 佐川町立尾川中学校自然環境班・生活環境班 
 高知県立四万十高等学校自然環境部 
 愛媛県立北宇和高等学校 
             の4校。
もちろん、大学の先生や民間の研究者、大学生、行政など大人もたくさん聞いている。

その中で、楠目小学校4年生の6人は堂々の発表。
昨年度に物部川21世紀の森と水の会の環境学習チームや県といっしょに取り組んだ総合学習を発表した。
アユの釣り方については、仕掛けや竿なども見せてくれてわかり易く説明。
また、ペープサートでアユの一生を演じてくれた。
発表の最後に、今年の物部川が濁っている事。新聞でやせ細ったアユの写真を見て物部川のアユや他の生き物が心配であること。早く物部川の濁りがとれて生き物が戻って来てほしいことなど、自分たちの言葉で話してくれた。
感激してウルウルしそうになった。
みんな、がんばって発表してくれてありがとう。

楠目小は、今年度も引き続き物部川やアユについて総合学習で取り組むことになっている。物部川でアユの遡上を観察しようと5月9日に授業を予定していたが、濁水で延期。25日にということで仕切り直したが、濁水が続き早々と中止が決まってしまった。
何とか水が澄んで、アユが上ってくるところを子どもたちに見てほしいのだが・・・。
posted by 山川海元気 at 20:04| 高知 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする